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¥4,180
(本体¥3,800)

七人の刑事 終着駅の女

音楽一切なし!異様なドキュメタリー性が際立つ社会派サスペンス映画の大傑作『七人の刑事 終着駅の女』

◎巨大玄関口であった国鉄上野駅で起きた身元不明の殺人事件─七人の刑事たちの捜査で浮かび上がる貧しい地方と東京の人間模様、大都会の出入口で交錯する希望と絶望。
アクティブで生々しい映像、一切の音楽を排した演出により異様なドキュメタリー性が際立つ社会派サスペンス映画の大傑作。
◎音楽を排除したストイックすぎる演出ゆえか、公開当時ほとんどお蔵入りとなるも、後年、隠れた傑作として注目を集めてきた幻の映画が遂に初ソフト化!ほとんどの原版が残っていないドラマ版をふくめて『七人の刑事』がソフトになるのも初めてのことであり、刑事ドラマファンも必見。
◎鉄道ファン必見!当時の国鉄上野駅の貴重な映像記録の数々が本作を「駅映画」の傑作の一つであることを証明している。
◎音楽はないものの、特撮音楽の大巨匠渡辺宙明が「音響」として参加。人々の声、雑踏、ノイズ…あらゆる音が表情や色彩を持ったかのような際立った音の響かせ方が本作のもう一つの主役である。
◎監督は大映京都の助監督からキャリアをスタートさせ「レッド・パージ(赤狩り)」で映画界を追われた気骨の左翼映画人若杉光夫。吉永小百合の初主演作『ガラスの中の少女』(60年)の演出でも知られる。
●緻密に交差する物語を追う途中で、この映画には音楽がないと気づく。音楽の替わりに音響。渡辺宙明の見事な仕事。21世紀の名画座で発見された傑作。小西康陽

※原盤の状態により見づらい部分、聞きづらい部分があることをあらかじめご了承ください。

■DVD版の予告編は こちら

※高鳥都氏(ライター)による解説は
 こちら


DVD特典
映像特典:劇場用予告編+オリジナルポスター画像
封入特典:プレスシート縮尺再編集版(日本語版)

【スタッフ】
監督:若杉光夫/脚本:光畑碩郎/企画:大塚和/音響:渡辺宙明/撮影:井上莞

【キャスト】
堀雄二、芦田伸介、菅原謙二、佐藤英夫、城所英夫、美川陽一郎、
天田俊明、笹森礼子、北林谷栄、大滝秀治

公開年度:1965年/本編87分

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