HOME > Title > ゴンドラ

Blu-ray

ゴンドラBlu-rayジャケ表1-DIG_1069_BD_jacket_hyo1.jpg

ゴンドラDVDジャケ表1-DIG_1069_DVD_jacket_hyo1.jpg

ゴンドラ

生きること、それはもう一度愛すること
あなたには居場所がありますか?
★日本映画史上燦然と輝くインディペンデント映画の至宝であり奇跡。遂に初DVD・Blu-ray化!(オリジナルネガテレシネHDマスター)
★「本当に作りたい映画」「いつまでも愛される映画」を作ろうと集まった20代若者たち、配給も公開も未定のまま誕生させたこの作品はには映画館のスクリーンは固く閉ざされていた。しかし、この映画に込められた情熱と愛が“静かな大騒ぎ”を巻き起こす。1986年に完成し、なんとか1987年に上映させると、ほぼノンプロモーションながら約2万5千人(劇場7か所)を動員する異例のヒットを記録した。その後、VHSが発売されるも、この伝説の映画はDVD化を期待されたまま沈黙に入る。それから30年後の2017年に突然、ニューマスターによるアンコール上映が発表されるとSNS等で大きな話題となる。初上映以来の少女かがりとの再会を願う人々、初対面のかがりに心を躍らせる若い人々、多種多様な人々が劇場に押し寄せ、劇場19か所、1万人以上の動員という異例の再ヒットとなった。

★Blu-ray(セル専用)
DIGX-1069 税抜¥5,800

★セルDVD DIGS-1069 税抜¥3,800
★レンタルDVD DIGR-1069

■予告編は こちら
■『ゴンドラ』DVD・Blu-ray発売記念伊藤智生監督インタビューこちら


【特典】
●Blu-ray封入特典:「ゴンドラ」サウンドトラックCD+劇場版パンフレット縮尺再編集版
●Blu-ray・DVD共通映像特典:「予告編 (2017年劇場版)」、「予告編 (2017年プロデューサー編集版)」

◆「三十年の時を経てこれに匹敵する邦画が見当たらない。映像と音楽、空間の芸術、感覚の芸術。何百何千本観なくてもこの一本だけ観たい、そんな作品」 斎藤工(俳優・映画監督)
◆「『ゴンドラ』は、美しい情感を持った映画である。やさしく、心がこもっており、ていねいな仕上がりだ。映画づくりが総じてますます乱暴な方向に向かってゆく傾向の中にあって、これは貴重なことだと思う。」佐藤忠男(映画評論家)
◆「薄っぺらな愛と感動に占領された日本映画の銀幕(スクリーン)上の「乾ききった夢(ドライ・ドリーム)」を潤すに十分な、ナイーヴで水々しい感性にあふれた劇映画である。その美しきナイーヴさの底に秘められた「浮遊する魂」の叫びは、満たされない感動(カタルシス)の呼吸困難に喘ぐ、ガラスケースの中の観客たちの心の奥の大切な部分に、ある共振をひき起こすに違いない。」石井聰互(岳龍)(映画監督)
◆「『ゴンドラ』は迸る作品だ。水彩画の筆の動きに、微かな、幼児の記憶のように幽かな音を入れる、という感性の迸りに、日本映画、いや全映画の中で、かつてなかったこの大胆で繊細きわまる感性の迸りに、そしてラストシーンの夥しい灯のゆらめきの迸るような美しさに感動しない人はいない筈だ。今、この映画の迸りは、せき止められている。日本映画界は、この迸るものをして、完全に、烈しく迸らしめねばならない。」森崎 東(映画監督)
◆「まるで十歳の少女、そのもののような映画だ。ぶっきらぼうで、かたくなで、挑戦的で。だから限りなく優しくて、いたわり深くて。真の底からリアリストであるがゆえに、とめどなくロマンチシズムを紡ぐ。十歳の少女は、それ自体、奇蹟だ。その少女の目から、人間を見た。その時、例えば、海は固有の物語となった。そこにこの作者のこだわりがある。ギクシャクしたそのこだわりが、ひとつの生命力を持ち、音楽となり、言葉となった。その言葉に耳を傾け、その心の響きに耳を澄ます悦びが、この映画にはある。美しい映画だと、ぼくは思う。」大林宣彦(映画監督)
◆「なんにもないってことがちゃんと表現になってる。登場人物がかるがるしく事態を解説したり、主題を説明したりしないのがいい。こんなふうにいいつづけているときりがないな、でもいい映画ってどうしてもこういう話しかたになるんでしょ。つまり感想が抽象的にならないんだよね、場面場面の細部に目がいっちゃう。この映画の主題や問題について語ろうとすれば言葉はいくらでも消費できるけれど、そういう語りかたで語ることはこの映画にふさわしくないと思った。」谷川俊太郎(詩人)
◎美しい映像と幻想的な色彩に透明なメッセージを封印して、現代に生きるひとりの少女の「心の対話(モノローグ)の物語」を刻み込んだ傑作。
◎都会、母子家庭、いじめ、孤立・・・・笑うことのない瞳をもった少女“かがり”、高層ビルの“ゴンドラ”の中で居場所を失う窓拭きの青年。奇跡的に出会った二人は旅に出る。命の原風景に導かれ<暖かい北>へ-
◎都庁建設前の80年代の西新宿ビル街、今では不可能な新宿住友ビルからの撮影、目黒林試の森公園内研究所跡地、開発前の芝浦の線路等、東京の風景の数々は必見。

【スタッフ&キャスト】
監督:伊藤智生(TOHJIRO)-第一回監督作品-/原案・脚本:伊藤智生、棗耶子/プロデューサー:貞末麻哉子/撮影:瓜生敏彦/照明:渡辺 生/編集:掛須秀一/音楽:吉田 智
出演:上村佳子、界 健太、木内みどり、出門 英、佐々木すみ江、佐藤英夫、鈴木正幸、長谷川初範(友情出演)、奥西純子、木村吉邦
■伊藤智生監督・・・横浜放送映画専門学校(現日本映画大学)在学中、『黒木太郎の愛と冒険』(1976年/ATG/森崎東監督)で映画制作現場デビュー。1979年、六本木にクリエイティブスペースOM<オム>を設立。1984年に『ゴンドラ』制作に着手。1989年、TOHJIROの名前でアダルトビデオの世界に飛び込み、独特の人間描破術を駆使した作品で高い評価を得る。現在は、二本目の一般映画を準備中である。
1987年 OCIC日本カトリック映画大賞受賞
1988年 オーストラリア・ブルーデンツ国際映画祭審査員特別賞授賞
1987年 トロント国際映画祭正式招待/ウィーン・シネアジア映画祭正式招待/香港 第2回ジャパン・インディペンデント・フィルムフェスティバル正式招待
1988年 インド国際映画祭正式出品/ニュージーランド現代日本映画祭参加/ポルトガル青少年国際映画祭正式出品/メルボルン映画祭正式招待
1989年 東京国際映画祭正式招待
日本映画ペンクラブ推薦・文部省選定
1987年作品 ©TEAMゴンドラ