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DIGS-1035
大ヒットした日本暴行暗黒史シリーズ中でも特に人気の高い作品が初DVD化。日本犯罪史上に残る惨劇〝津山三十人殺し〟をモデルにした作品。「八ツ墓村」、「丑三つの村」等、この事件をモデルにした数多くの映画や本が発表されてきたが、上映素材が現存する中では〝津山三十人殺し〟をモデルとした映画は本作が最古と言われている。脚本は異端の映画作家、足立正生(出口出名義)。「転」から始まって「起承結」に至るストーリーテリングが短い尺の中で見事に機能している。権力を激しく嫌う若松からは「刑事や高官、偉い奴をブチ殺す話ならなんでもいい!」という過激な依頼があったという。
ある山村。肺病家系と言われ村八分にされ暮らしている兄と妹。そして悲劇は起きた。縛り上げられた兄の目の前で妹が村の男たちに凌辱されてしまう。そのショックで妹は発狂し・・・・遂に怒りの塊は爆ぜた!兄は村中を惨劇の場へと落とす復讐の鬼と化すのだった。
★セルDVDのみの特典:映画評論家・モルモット吉田氏による解説文付