PADS-1002
¥5,800(税抜)
あえかなる部屋 内藤礼と、光たち
存在の神秘を問う現代美術家・内藤礼と、その代表作 豊島美術館《母型》 これは一つのアートに導かれた女性たちの、静謐(せいひつ)かつ烈しい(はげしい)ドキュメンタリー。作品は、これまで決して作る姿を見せてこなかった内藤礼への取材依頼から始まった…。内藤礼との2年にわたる往還を経て、アートの本質を映し出す野心作。ドキュメンタリーともフィクションともつかない新たな映像表現誕生がDVD化!
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《母型》 に出会い、その場の力に強く惹かれた監督中村佑子は、内藤礼に取材を依頼し、2年にわたって撮影を続けた。しかし、「撮られると、つくることが失われてしまう」。取材の半ば、内藤は撮影を拒否する。 内藤礼の拒否によって映画は新たな次元へ。一度は撮る事を諦めかけた監督だったが、内藤礼にキャメラを向けずに迫る事を決意。そこから出会った5人の女性達。母型に集まった女性たちの、心が解き放たれていく。
【出演】
内藤礼、谷口蘭、湯川ひな、大山景子、沼倉信子、田中恭子
【スタッフ】
監督・編集:中村佑子/撮影:佐々木靖之/音響:黄永昌/助監督:大西隼/広島撮影:山田尚也/制作協力:大澤一生/楽曲提供:タラ・ジェイン・オニール、高木正勝/衣装提供:シアター・プロダクツ/宣伝美術:有山達也/スチール撮影:長野陽一
◎内藤礼プロフィール
1961年広島県生まれ。1985年武蔵野美術大学卒業。1991年、佐賀町エキジビットスペースで発表した《地上にひとつの場所を》で注目を集め、1997年には第47回ベネチア・ビエンナーレ国際美術展の日本館にて同作品を展示。主な個展に、1995年「みごとに晴れて訪れるを待て」国立国際美術館、1997年「Being Called」カルメル会修道院(フランクフルト)、2005年「返礼」アサヒビール大山崎山荘美術館、2007年「母型」入善町 下山芸術の森発電所美術館、2009年「すべて動物は、世界の内にちょうど水の中に水があるように存在している」神奈川県立近代美術館 鎌倉などがある。
パーマネント作品として2001年《このことを》 家プロジェクト・きんざ(直島)、また2010年には豊島美術館にて《母型》を発表。作品は、フランクフルト近代美術館、ニューヨーク近代美術館、イスラエル博物館、国立国際美術館などに収蔵されている。
※海外上映版を同梱した2枚組
※セル初回プレス盤のみアウタースリーブケース入り
※セル用のみ劇場用パンフレット縮尺再編集版封入
※英語字幕翻訳は黒澤明、北野武、是枝映画などを手掛けたリンダ・ホーグランド
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